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食べたものを撮影してブログやFBに使用する人が多い昨今ですが、写真の出来栄えがイマイチというケースも少なくありません。今回、越カメラマンが教えてくれるのは、おいしそうに撮影するコツです。写真コンテスト情報、壁紙プレゼントもお見逃しなく。


夏も過ぎて秋の気配が感じられるシーズン。ドライブ先でおいしい料理に舌鼓なんて機会も増えてきます。
その印象的な味を記念に残そうと撮影したものの、なぜかおいしそうに見えないと思ったことありませんか?
今回は、料理をおいしそうに、美しく撮るコツを紹介したいと思います。

まずは料理をおいしそうに美しく見せるコツを、「3つのキホン」と「料理を置く角度」で紹介していきたいと思います。
「3つのキホン」とは、①逆光で撮る、②ストロボを使わない、③少し離れた位置でズームアップ(望遠気味に撮る)、この3点です。
それでは早速作例で確認していきましょう。

写真A

料理を際立たせる一番の基本は、逆光でとらえることです。
逆光でとらえることで、料理に輝き(シズル感)と立体感が生まれます。
写真Bは順光で、写真Cは逆光(気味)に撮影した舟盛りの写真です。
全体的にベトッとした印象の写真Bに対し、刺身に輝きがあり立体感のある写真Cのほうがおいしそうに見えます。
逆光にするには、できるだけ窓際で外向きに撮る、あるいは自分の正面にライトが来る位置で撮るのが有効です。
自分の背中に外光やライトが来ないようにします。順光で撮ってしまうと自分の背にした光によって料理に影が落ちるといったことも考えられます。
なお、カウンター席はお料理がおいしく見えるように、逆光のライティングがされているケースが多いようです。カウンター席では席から厨房の方向を見るように撮影するとよいでしょう。


写真B

写真C

2つめのコツはストロボを使わないことです。
先に説明したように、料理は逆光で撮るのが基本になるので、内蔵ストロボやカメラに取り付けたストロボから光を照射させると、順光で光をあてることになってしまって逆効果です。
実際に内蔵ストロボを使って撮影した写真Dは、光がもっとも強く当たったケーキの前面だけが明るくなり、背後は暗くなっています。これではおいしそうとはいえません。
料理写真の時は、基本的にはストロボはOFFにして逆光を探すことが大切です。シャッタースピードが遅くなる場合は、ストロボを使うのではなく、むしろISO感度をアップさせたほうが料理写真は美しくなります(写真E)。
近年の「クリップオンストロボ」はワイヤレスで発光させることが可能(一部の製品は除く)です。カメラから離して、ちょうどカメラと反対方向から発光させる(逆光)と料理は際立ちます。


写真D

写真E

3つめのコツは、少し離れた位置からズームアップしてやや望遠気味に撮影することです。
ここで注意したいのがコンパクトデジタルカメラの使い方です。最近では近接性能(ミクロ)に優れた製品が多いため、ズームアップしないまま限りなく近づいて撮影してしまうケースが多いようです。
ズームアップしないまま料理を撮ると、料理そのものが歪な形になってしまうばかりか、周囲の邪魔なモノが入ったり、他の料理と並んでいる場合は不自然な広がりがついてしまいます(写真F)。
ズームアップすることで2つの料理の間が縮まってボリュームが出たばかりか、背後のケーキが大きく自然なイメージに近づいているのが写真Gです。


写真F

写真G

「3つのキホン」をマスターしておけば、料理はおいしそうに撮影できますが、料理を撮る際にもう1点工夫したいのが料理を置く角度です。
写真H写真Iは同じ位置から同じケーキを狙った写真です。
この2つの写真の違いは、料理の置き方にあります。
写真Hはデコレーションも含め正面向きで、写真Iはケーキ上面の色味がキレイに見える斜めの角度に回転させ、目線もやや低めから撮影しています。さらに、写真Iはケーキを立体的に見せたくて縦位置にカメラを構えて撮影しています。
全体を入れようとすると説明的な写真になってしまい、メニューの写真と変わらなくなってしまいます。また、写真Hはケーキの側面が大きく写り、肝心のケーキ上面の綺麗な色合いが目立たなくなってしまいました。
料理のどの部分を目立たせピントを合わせるのか、周囲をどの範囲まで入れるのかなどと併せて、料理を置く角度もしっかり見極めることが大切です。


写真H

写真I

ドライブ先でうまい料理がいただければそれだけでもテンションは上がります。加えておいしそうに写真が撮れればなおさらです。
3つのコツと料理を置く角度を頭に入れながら撮影し、いい思い出作りにつなげてください。


写真J

料理店によっては撮影を禁止している店舗もあるようです。ルールを守って撮影するように心がけるのは、カメラ愛好者のマナーでしょう。

< PROFILE >
こし のぶゆき
1968年神奈川県生まれ。カメラ専門誌や旅雑誌の撮影・取材を行なう傍ら、「メルヘンステーション」をテーマに全国の駅を撮影し、雑誌などに作品を発表している。公益社団法人日本写真家協会会員、日本旅行写真家協会理事。

撮影ポイントの紹介とは少々違いますが、日本全国の名物グルメを集めた紹介サイトがあるんです。写真もていねいに撮影されていて、おいしさが伝わってきます。
これから“食欲の秋”の季節に向けて、各都道府県の名物グルメを追う“おでかけ”はいかがでしょう。
全国の名物グルメをじっくり味わう。そして、それを食べる時は必ず写真撮影を行う。
越カメラマンのアドバイスに従って、3つの基本と撮る角度を考えて、素敵な「自分グルメ図鑑」を作ってみても楽しいのでは。

http://matome.naver.jp/odai/2135202373682632801


http://archive.city.tamano.lg.jp/contest/renrakusen/1/

瀬戸内国際芸術祭2016に向けた取り組みとして「宇野港連絡船の町プロジェクト」があります。それに関連して、連絡船の写真を集めるための写真コンテストです。
世界各国から連絡船に関わる写真を募集、応募期間中に集まった写真を審査会で選定し、瀬戸内国際芸術祭2016で発表する予定です。
テーマは「連絡船(連絡船の写真)」、「連絡船と生活(連絡船とそこで生活する人をとらえた写真)」「連絡船と港(連絡船と港の風景)」です。
過去に撮影した写真でもかまわないので、ぜひ応募してみてください。

募集期間:2015年12月28日まで
賞  品:最優秀賞1点/賞金10万円、地元特産品など
      優秀賞4点/賞金5万円、地元特産品など
      佳作、ニコン賞など
審査員:椎名誠(作家)、織作峰子・大西みつぐ(写真家)ほか


「おでかけマガジン」より、みなさまへ読者プレゼント実施中!

編集部が取材ででかけて撮影したたくさんの写真の中から、壁紙向きの写真をプレゼントします。お気に召されたら、壁紙などにお使いください。



取材のために信州を歩いてきました。高原は通り雨、その後に光が当たると緑が輝きはじめます。さまざまな緑が印象的でした。

< 著者PROFILE >
構成と写真
岩崎幸則
東京都生まれ。雑誌編集などを経てカメラ&ライターになる。現在は旅行雑誌、企業会報誌などに執筆。プロレス観戦が趣味。
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