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アウトドアハンターといっても動物や虫、貴重植物を追うハンターではありません。提案するのは「写真コンテスト」や「アイデアコンテスト」の賞品を狙うハンターです。実はアウトドア好きには大きなチャンスが広がっているのです!





「賞金6万円+賞状、副賞」、「JTB旅行券8万円分」、「賞金3万円+日高川町特産品セット」。
これらはみんなフォトコンテストのグランプリや大賞の賞品です。



賞品ではなくても、ずっと記念に残る特典もあります。
「新カテゴリーの立ち上げを記念してフォトコンテストを開催いたします。優れた作品は、2016 年のカレンダーとして採用し、1年を彩っていただきます。あなたの目と心で捉えた、素晴らしい作品をお待ちしています。」
これはアウトドアメーカーでおなじみのスノーピークのフォトコンテストのなかのコピーです。採用されればタテ30cm、ヨコ21cmの大型カレンダーの写真を飾り、そのカレンダーは全国のスノーピーク関連のお店やアウトドア施設に配布されるというわけです。



アウトドア&写真好きのなかで話題になったのは、この春に実施された『アウトドアシーンフォトコンテスト』でした。
これは大型スポーツショップを国内外で展開するスポーツオーソリティが20周年を記念して開催したものです。賞品にはHISとタイアップした富士登山ツアーやアウトドア商品券、雑誌『ガルヴィ』1年購読などが用意されました。
雑誌やインターネット、店頭でもコンテスト開催が広くアピールされ、「ならば応募してみよう」という人が大勢いたのです。



上記はすでに募集が終わっているコンテストですが、「な~んだ」と思っていたら“アウトドアハンター”にはなれません。だって、写真コンテストは頻繁に開催されているからです。
たとえば、「観光三重フォトコンテスト(11月30日締切)」は、今回で第42回目です。
http://www.kankomie.or.jp/photoCon/
このコンテストが来年に継続となって、第43回目が開催される確率は非常に高いと思いませんか?
そして、アウトドア好きでキャンプ場をめぐっている方なら、来年の締切までの間に、伊勢神宮に参拝したり、伊勢志摩の海で遊んだり、周辺のキャンプ場で過ごす可能性はありませんか?
つまり、写真さえ撮っておけばさまざまな写真コンテストに応募できる可能性は極めて高いというわけです。


写真コンテストのジャンルはさまざまです。でも、キャンプ好きのアウトドア派に最適なジャンルが多いのです。それらのジャンルを紹介しましょう。









1:地域別のコンテスト
文字通り地域の観光振興や発展を目的に行われています。そのために、撮影地が限定されるコンテストがほとんどなのが特徴です。

【締切が11月以降の主なコンテスト(締切順)】
●第13回 四季の那須フォトコンテスト
http://www.shokokai.or.jp/09/nasu/photo2015/contest13.htm
●佐井村 夕陽フォトコンテスト2015
http://saikanko.sakura.ne.jp/aoiwa/photocon2015.html
●奥日光清流清湖フォトコンテスト2015
http://www1a.biglobe.ne.jp/okunikko-seiryuseiko/profile1.html
●日高川の魅力2015フォトコンテスト
http://kanko.hidakagawa.jp/news/photo2015.html
●柏原市魅力再発見フォトコンテスト
http://www.city.kashiwara.osaka.jp/docs/2015061800023/
●2015安芸高田市観光フォトコンテスト
http://akitakata-kankou.jp/

今すぐに応募できるものでもこれだけあります。もちろん、これから発表されるコンテストも数多くあります。「2015」とタイトルにあるものは「2016」にも開催される可能性は高いでしょう。
アウトドア好きならさまざまな土地を旅しているはず。傑作をものにするチャンスにあふれています。



2:自然を対象にする写真コンテスト
ネイチャーや草花、天体、アウトドアライフなどを題材にした写真コンテストは多数あります。
なかには「ミクロレンズ」を使用して接写した花や虫の写真などを集めているコンテストもあります。キャンプをしている人なら、接写して蝶や昆虫を撮影した経験も多いのでは。
また、キャンプ場の美しい星空に感激して、三脚を立てて撮影した人もいるでしょう。
もちろん、キャンプ場での家族の触れ合い写真などは毎回のように撮影しているはず。
それらの写真はすべて応募対象だと思ってください。

【締切が11月以降の主なコンテスト(締切順)】
●第4回「未来に残したい海」子どもフォトコンテスト
http://www.ows-npo.org/olympus/photocon2015.html
●タムロン星空風景フォトコンテスト
http://tamron-hoshi-con.jp/

これからの季節は募集がそれほど多くありませんが、春から夏にかけて撮影して応募するコンテストは多数あります。
また、「ネイチャー写真コンテスト」では、“四季”をテーマにしたものが目立ちます。応募時期に関係なく、キャンプ場や周囲の四季を撮影しておくと、応募の幅は広がりますし、グランプリ受賞も夢ではないのでは。



3:レジャー写真コンテスト
まさにキャンプやフィッシング、マウンテンバイクなどのアウトドア派にはぴったりの写真コンテストです。
ただし、締切が8~9月に多い傾向があります。これは春から夏休みを撮影期間と設定しているからでしょう。冒頭で紹介したアウトドア写真コンテストなどもゴールデンウィーク明けや夏休み明けが締切です。
また、来年用カレンダーの写真を集めるのなら、制作期間を考慮すれば、締切が8~9月になるのはあたりまえです。
でも、ここに盲点があるのです!!!
締切時期が8~9月だと、どうしても初夏や夏の写真が多くなります。ここでカレンダーをイメージしてください。カレンダーには季節感も大事です。12月に夏の海の写真を使いますか? 秋なら紅葉を使いたくなり、冬なら雪景色も入れたい――これが制作側の気持ちではないでしょうか。
となれば、8~9月が締切でも、カレンダー写真募集などのコンテストには秋や冬に撮った写真を応募すればいいのです! 作品総数からいっても入選の可能性は非常に高いでしょう。

【締切が11月以降の主なコンテスト】
●第9回がまかつ親子釣り写真コンテスト
http://www.gamakatsu.co.jp/events/contest/15photo/



このほかにも「笑顔」「赤ちゃん」「ペット」の写真コンテストは毎年数多く開催されています。キャンプ場や自然の中での表情、ペットの様子などはまさに◎! 応募の価値ありです。
「いいカメラがない」「テクニックがない」と心配しないで。写真で大事なのはタイミングです。自然が見せる一瞬の姿、太陽の光とマッチングした美しい光景…これらはその場にいないと撮影できません。しかし、アウトドア派ならその場面に出合うチャンスははるかに多いでしょう。
テクニックは「おでかけマガジン・カメラを積んで出かけよう」のバックナンバーから見直して、研究してみてください。ちなみに今号では「マクロ写真のコツ」を越カメラマンがアドバイスしています。


賞品をゲットできるのは、写真ばかりではありません。
「アイデア」を集めている企業やコンテストも少なくありません。
単にアウトドア用品のアイデアコンテストとなるとそれほど多くはありませんが、「エコ商品」「ワイヤレス商品」なども加えると応募できるアイデアはぐっと増します。
キャンプライフの基本はエコ。そして、ワイヤレス。
そのなかで、たとえば「どんなモノがワイヤレスで使えたらいいですか?」と問われれば、キャンプ目線でいくらでもアイデアが浮かぶはずです。
実際にこの夏で締切となった「第1回ワイヤレスパワーアイデアコンテスト」は、「こんなものにワイヤレス給電できたらいいな」を募集しています。
審査結果は今年の10月10日に発表されますが、「温感腹巻」、「ピカッと開く電子鍵」、「燭台とLEDローソク」、「缶飲料保温器」、「流しそうめん虹の架け橋」などのアウトドアで使えそうなアイデアが多数集まっています。
アウトドア好きなら、ほとんどの方が「こういうアイデアならいくらでもある」となるでしょう。



定期的にアイデアを募集している企業に文具メーカーがあります。
たとえばサンスター文具は毎年コンテストを開催し、すでに20回となっています。そして、グランプリには賞金100万円です、100万円! 文具メーカーは来年も継続になる可能性は大。
これまでの受賞作を見ると、あたりまえながら室内での使用を想定しているものがほとんどです。でも、アウトドア好きなら知っているはずです。雨のときに使いやすい文具がほとんどないこと。動きながら使えるものがほとんどないこと。
どうです、アイデアが浮かんできませんか?



キャンプ場で撮影した写真、浮かんだアイデアは貴重な財産です。それを積極的に応募してみましょう。


「おでかけマガジン」より、みなさまへ読者プレゼント実施中!

●オートキャンプの情報ならこちらへ
社団法人 日本オートキャンプ協会
http://www.autocamp.or.jp/
< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
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