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アウトドア通が近ごろ注目しているのが「グランピング」です。「冬はキャンプをしない」という人や、「冬はどんなキャンプがいいのか?」といった質問をたくさん受ける編集室。「グランピングがいいですよ!」と即答しています。


グラマラス(Glamorous=魅力的)と、キャンピング(Camping=キャンプ)を合わせた造語がグランピングです。
たくさんのキャンプ用具の持ち運びや、テントサイトの設営、食事の準備のわずらわしさを取り除いたアウトドアスタイルです。食事付常設テントであり、食事付コテージといった感もありますが、“グラマラス”が付くだけに、近年話題になっているグランピング施設はもっと豪華です。
利用料金も通常のキャンプに比べると高額になりますが、編集室の感覚では、グループやファミリーで利用するのなら温泉旅館などよりお得感があります。
なにより、自然の中で過ごせるのがいちばんです。
また、寒い季節への対応をしている施設が多くあり、冬でもアウトドアライフが楽しめるのが魅力。
以前より、「寒い時期には特別なキャンプの夜がある」と、編集室は推奨してきました。第一に、夜空が美しいのです。流れ星を見つけるのも難しくありません。
そして、長い夜に“炎”がよく似合います。炎を見つめながら、アルコールを楽しみつつ会話に興じる。素敵な夜になること間違いありません。



一般社団法人日本グランピング協会のホームページによると、インターネット上にグランピングという言葉が検索されはじめたのは2005年のことだそうです。以来、欧米では瞬く間に人気となっていきます。
英国においてもグランピングを自称する施設が多数完成します。牧歌的な観光地に、お手頃な価格で宿泊できるのがグランピングでした。
さらに、カナダやアフリカでは富裕層をターゲットにした高級アウトドア・アドベンチャーリゾートができ、そのなかにグランピングと呼べる施設がありました。
グランピングと自称するかどうかは経営側の問題のようですが、訪れる観光客はその施設をグランピングと呼び、次第に言葉が定着していきました。



日本においてもキャンプ場やリゾート施設などが、欧米のグランピング情報を取り入れて、新しいアウトドアスタイルとして、グランピングを取り入れはじめました。
そして、テントやタープなどを持たない層にも次第に認知されはじめ、この夏は「予約ができない」グランピング施設もありました。
寒い時期は、夏ほど混雑しません。グランピングの狙い目は寒い時期。ぜひ、でかけてみませんか?
【編集室がおすすめするグランピング施設10】



[栃木県芳賀郡茂木町]
http://www.twinring.jp/f-glamping/
サーキットがあるために、バイクレースやカーレースの観戦で訪れた人も多いのでは。ツインリングもてぎの中にできたグランピング施設です。「シェフが厳選した食材によるバーベキュー」も魅力。星空観望イベントなども実施されます。


[群馬県吾妻郡長野原町]
http://sweetgrass.jp/facilities/fc1046
ティピーやさまざまなタイプのコテージがあって雰囲気がよく、編集室のボスがアウトドア雑誌編集長時代に、表紙撮影などで頻繁におじゃましたキャンプ場。愛犬と泊まれるキャビンも魅力的ですが、やはり写真のツリーハウス・マッシュルームに泊まってみたい!


[千葉県木更津市]
http://wildbeach.jp/kisarazu/
都心からわずかに30分でグランピングが楽しめます。「手軽に」「優雅に」「スタイリッシュに」というコンセプトにマッチした木更津にある施設です。白い砂浜が広がるバーベキュー施設に、アメリカンキャンピングトレーラーの代表格「エアストリーム」など、うきうきする空間です。


[千葉県夷隅郡大多喜町]
http://privategrden.wixsite.com/mysite
静かな山間にあり、ツリーハウスやグランピングサイト、バス付プライベートルームなどの施設があります。ただし、1日5組限定! それぞれのスペースが広いために、十分なプライベート空間が確保されます。とはいえ、すぐ近くにショッピングモールがあるので、いざという時も安心です。


[静岡県賀茂郡東伊豆町]
http://mahina.cc/
場内はハワイアンテイスト。グランピング専用テントはどんな季節にも対応します。相模湾の眺望と、敷地内自家源泉の温泉施設、伊豆ならではのグルメと申し分ありません。2017年8月に誕生したグランピング施設は、あらゆる面で快適です。マヒナはハワイ語で月。寒い時期の月は美しく輝きます。


[静岡県熱海市初島]
https://www.pica-resort.jp/hatsushima/
テントやタープなどを持ち込む必要のないグランピングだから、こんな場所でも可能です…その典型的な例でしょう。熱海、あるいは伊東から船でアクセスする初島にある施設です。島で遊び、島ならではの食を楽しみ、島に泊まる。施設は最新の素敵なものですが、島に泊まるアドベンチャー感がたまりません。


[滋賀県高島市]
http://www.gphotels.jp/glamping/
滋賀県ではじめてできたグランピング施設は、琵琶湖の畔にあります。「玉ねぎテント」と、そのすぐ横にあるBBQ&たき火サイトがムード満点です。グランピングテントは全部で5棟。据え置きセミダブルベッド2台を備えているテント、エアベッド4台まで無料のサイトがあります。


[大阪府大阪市]
https://www.hotelwbf.com/palmgarden/
大阪市内初のグランピング場は、ベイエリアに2017年10月7日にオープンしました。マイアミをイメージしたという場内は、エアストリーム12台とトレーラーハウス18台を用意。BBQコーナーの横にはBarも設けられています。サンセット時間はとくに素敵なひとときです。


[兵庫県三木市]
http://nesta.co.jp/glamping
2016年7月にオープン。広大なテラスでBBQが楽しめるプレミアムキャビンも人気ですが、通年営業をするGLAMP BBQ PARKが見逃せません。黒毛和牛やUSビーフを豪快に焼いて食べる。それはとても贅沢で、優雅な時間。気の合う仲間と一緒に過ごしたいものですね。


[山梨県、静岡県ほか]
https://www.pica-resort.jp/grande/
PICA富士吉田、PICA富士山湖、PICA山中湖ヴィレッジなどの宿泊施設があるPICAグループは、テント型グランピングのほかにコテージ、トレーラーなどさまざまな宿泊施設を設置。人数や嗜好に沿って選べます。BBQ食材を選んで、気軽にアウトドアライフ! 編集室のボスがアウトドア雑誌編集長時に、イベントでも協力していただいたアウトドアリゾートです。
※紹介のためにそれぞれのホームページより写真を借用しています。

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社団法人 日本オートキャンプ協会
http://www.autocamp.or.jp/
< PROFILE >
浜口昭宏
雑誌やWEB編集を始めて数年の編集者。超がつくほどのアウトドア初心者だったが、猛勉強をしてそれなりに成長。アウトドアの中で大好きなシチュエーションは、ビールがおいしいBBQ。
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